『渋谷神域 (1)』
現
代
の
渋
谷
を
舞
台
に
、
若
者
の
失
踪
事
件
か
ら
始
ま
る
不
可
思
議
な
物
語
で
あ
る
。
S
N
S
の
ハ
ッ
シ
ュ
タ
グ
か
ら
始
ま
る
導
入
部
分
は
、
ま
さ
に
今
の
時
代
を
反
映
し
た
設
定
で
、
読
者
を
一
気
に
物
語
世
界
へ
と
引
き
込
ん
で
い
く
。
何
よ
り
秀
逸
な
の
は
、
実
在
す
る
渋
谷
の
街
並
み
を
舞
台
に
し
て
い
る
こ
と
だ
。
ス
ク
ラ
ン
ブ
ル
交
差
点
や
セ
ン
タ
ー
街
、
そ
し
て
明
治
神
宮
と
い
っ
た
馴
染
み
深
い
ス
ポ
ッ
ト
が
次
々
と
登
場
し
、
読
ん
で
い
る
う
ち
に
自
分
も
主
人
公
と
一
緒
に
渋
谷
の
街
を
歩
い
て
い
る
よ
う
な
気
分
に
な
っ
て
く
る
。
作
中
に
登
場
す
る
地
図
を
片
手
に
、
実
際
の
場
所
を
確
認
し
な
が
ら
読
み
進
め
る
の
も
楽
し
み
の
一
つ
で
あ
る
。
都
市
伝
説
や
オ
カ
ル
ト
要
素
に
加
え
、
渋
谷
の
歴
史
や
神
社
に
ま
つ
わ
る
知
識
も
随
所
に
織
り
込
ま
れ
て
お
り
、
単
な
る
エ
ン
タ
ー
テ
イ
ン
メ
ン
ト
作
品
を
超
え
た
奥
深
さ
を
感
じ
る
。
記
憶
を
テ
ー
マ
に
し
た
ミ
ス
テ
リ
ー
展
開
も
興
味
深
く
、
最
後
ま
で
謎
に
満
ち
た
展
開
に
目
が
離
せ
な
い
。
第
一
巻
と
い
う
こ
と
も
あ
り
、
今
後
の
展
開
が
ま
す
ま
す
気
に
な
る
作
品
で
あ
る
。
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現代の渋谷を舞台に、若者の失踪事件から始まる不可思議な物語である。SNSのハッシュタグから始まる導入部分は、まさに今の時代を反映した設定で、読者を一気に物語世界へと引き込んでいく。 何より秀逸なのは、実在する渋谷の街並みを舞台にしていることだ。スクランブル交差点やセンター街、そして明治神宮といった馴染み深いスポットが次々と登場し、読んでいるうちに自分も主人公と一緒に渋谷の街を歩いているような気分になってくる。作中に登場する地図を片手に、実際の場所を確認しながら読み進めるのも楽しみの一つである。 都市伝説やオカルト要素に加え、渋谷の歴史や神社にまつわる知識も随所に織り込まれており、単なるエンターテインメント作品を超えた奥深さを感じる。記憶をテーマにしたミステリー展開も興味深く、最後まで謎に満ちた展開に目が離せない。第一巻ということもあり、今後の展開がますます気になる作品である。